現在パソコンのOSとしてはWindowsが主流であり、Mac(マッキントッシュ)のパソコンのユーザーは少ない。そのためにMacユーザーにとってはFX取引で使えるツールがやや限られるが、それほど大きな問題にはならない。
各業者のウェブツールはOS関係なし
FX業者が提供するトレードツールには、ウェブ上で動作するものとダウンロードするもの、2つのタイプがある。そしてウェブ上で動作するものなら、OSがWindowsでもMacでもほとんど関係なく使うことができる。
ダウンロードするタイプのものは、事前にWindowsとMacの両方に対応しているか確認しておくのが良い。
MT4を使いたい場合は?
世界的に使われているトレードツールにMT4(メタトレーダー4)がある。MT4は日本でも愛用者が多い。しかしMT4はMacに対応していないという問題があり、Macユーザーは普通に使おうとしてもできない。
しかし方法がないわけではない。1つの方法として、仮想マシンアプリのParallels Desktopをインストールする方法がある。このアプリケーションをMacにインストールすると、WindowsソフトがMac上で動かせるようになる。これでMT4も使えるようになる。
ただしParallels Desktopは有料ソフトという点がネックだ。フリーの仮想マシンアプリもネット上で出回っているが、それらはフリーであり動作が保証されるわけではない。フリーソフトを使うならリスクを承知の上で使おう。
またMT4はiOS版も出回っているので、iPhoneやiPad上でインストールして使うこともできる。
そしてすでに述べた各FX業者が提供するダウンロード版トレードツールも、Parallels Desktopを使うことでWindows版をMac上で使える。
Macユーザーは使えるトレードツールがやや少ないというのが現実だが、だからと言ってFXで勝てないわけではない。